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2026.09.28
社長ブログ
私の趣味のうちの一つ
気ままなシルバーウィーク中の一日
シルバーウィーク中に趣味の電子工作を少しだけやりました。私の部屋にはAVアンプとスーパーウーファーがあるのですが,AVアンプには電源ON時のトリガー出力があるのに,スーパーウーファーにはこのトリガーを受けて電源のON,OFFができるような機能がありません。そこで,秋月電子通商のキットを使って2つを連動させることにしました。もともと,このキットはPICとかラズパイなどのマイコンでAC100Vを制御するためのキットで,一次側(制御側)は5V程度に設定されています。今回のAVアンプのトリガーは12V(実測13V)なので,入力抵抗を計算し直すとともに,制御信号が入ったらパイロットランプ代わりにLEDがつくようにしました。



準備(頭の整理とケース加工)
私が普段やっている電子工作は普段はDC3.3~12V程度で,主にPICマイコンやアナログICなんかで計測機器を作ったりとかが主体です。今回は商用電源でキットを少し改造するので,頭の整理として回路図を作りました。kiCADっていう電子回路や基盤を作るための専用ソフトで描いています。以前はeagleってソフトを使っていましたが,無料版では作れる基板サイズに限界があるので,ここ10年くらは制限のないkiCADで回路図描いて基盤設計やってます。このあたりの設計の話は別の機会にしておきます。
下図が回路図です。D2が追加したLED,R1の値をキットの330Ωから1kΩに変更しています。回路を簡単に説明すると,U1の左側がDC12Vで動作する制御側,右側がAC100Vの負荷側です。U1はフォト・トライアックといって内部にLEDが入っており,これが点灯すると負荷側がONになる仕組みです。このため,完全に絶縁された状態で商用電源を制御でき,安全です。R2はAC100VがONになったときに大きな電圧がかかってもU1やD1のゲートを保護できるように電流を制御する抵抗です。D1はトライアックで,ゲート(G)に100Vがかかると負荷が導通します。RV1はバリスタという,サージ電圧が入ったときにをアースに逃がす安全弁みたいなものです。

ケースをドリルやリーマで穴あけして加工していきます。ここは電気や電子回路の知識いりません。力仕事のみ。



中身作成
中身を作っていきます。はんだ付けと配線です。はんだ付けはサクサクいきますが,ACコードが太過ぎてケース内でうまく収まらず苦労しました。AC100Vを短絡させると大変なので,負荷側の絶縁処理は気を使いました。



完成
ケース加工も含め1日で終わりました。これでAVアンプのリモコンで電源を入れると,スーパーウーファーも連動して電源が入るし,AVアンプの電源を切るとスーパーウーファーの電源も切れます。いままで,ウーファーを使いたいときは,その度に裏面の電源ボタンを入り切りしていたので,リモコン一つでできるようになったのは隔世の使い勝手です。やっぱ一品物はいいですねぇ。
同じようなことは,パソコン用でPCの電流をモニタして負荷を連動できるACタップ(パソコン連動タップ)でもできる気がします。ただこのタップは値段が高いこと,確実性からいうとトリガー出力を使ったほうがスマートと思って今回作ってみました。今回の部品代は1000円くらいです。



なお,今回の工作は商用電源を使うので,もし「自分も作りたい!」って方は絶縁に十分注意して行ってください。