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2026.07.14
社長ブログ
地盤工学会の発表会に行ってきました
7/7~7/8にかけて,静岡のグランシップで実施された「第61回地盤工学研究発表会」に参加してきました。私は数式を扱う理論的な発表は苦手なので,ボーリングやサンプリング,サウンディングや物理探査などの実務的なセッションを聞いてまわりました。毎年この発表会に参加するわけではないのですが,皆がそれぞれの立場で色々やっているんだなって,参加する度に思います。以前は純粋に自分の興味のある技術テーマだけ聞いていましたが,最近は多少「儲けのネタ」になりそうなテーマも聞くようになりました。



私が参加したセッションで興味が湧いたのはボーリングの自動化,小型CPT,ミューオンを使った探査,深い位置での空洞を探す弾性波探査などです。あとは,弊社も参加しているCPT技術協会での現場試験報告として5編の発表と発表後の質問です。このうち,ボーリングマシンの自動化については,オペレータの人材不足などを背景に真剣に取り組む必要があると思っています。ただし,最近の人形ロボットの発展をみるにつけ,マシンを自動化するよりオペをロボットにするほうがいいのか?とも思ってたりします。
展望講演は東大生産研の桑野先生による,「土の流出・空洞化と地盤陥現象」というタイトルでの話でした。八潮の陥没に関係するような「空洞」の原因となる重要な話で,陥没のトレンドや今までに明らかになっているメカニズムなど大変わかりやすく教えてもらえたと思います。結論は3つで,「土や地盤は劣化しうる,土や地盤は内部が見えないので状態把握が難しい,土や地盤の状態評価の開発が今後必要」ということでした。

交流会(懇親会)にも参加しました。ここでしか会えない人もいましたので,美味しい料理とお酒とともに楽しい時間を過ごすことができました。ただ,心なしか今年は知り合いが少なかった気がしました。



私にとっては,全体に充実した有意義な発表会でした。少し残念だったのは,聴講者の多くがPCやタブレットをもって一生懸命聞いているのですが,発表とは関係ない画面を開きひたすらキーボードを叩いていた人がいたことです。「聞く気がないならうるさいから出ていけ,発表者に失礼だろ」って言いたかったです。
さて,来年は奈良が会場のようです。みなさんも参加してはいかがでしょうか?