地質・環境トピックス

豊洲新市場の土壌汚染追加対策工事が公開される

2018年05月30日

10月11日の開場まで、半年を切りました豊洲新市場での土壌汚染の追加対策工事が公開されました。

 東京都では、“地下ピット地表面のコンクリートによる遮へいと換気の実施”“地下水管理システムの機能強化”などの追加対策工事を施工中で712日までの工期で、工事はおおむね順調に進んでいるとしています。昨年12月から今年2月に行った豊洲市場の地下水調査では、最大で環境基準130倍のベンゼンが検出されました。昨年9月の調査では160倍で、低下傾向を示していますが、いまだ基準超過となっています。大気調査では、環境基準を超えた地点はゼロでした。モニタリングの結果より都では「地下水は使う予定がない」として安全性に問題はないとしています。専門家会議も「建物1階の空気と地上の大気は、科学的な安全が確保された状態にある」「(地下水も)全体的に見れば、大きく汚染状況が変化した傾向は確認できない」との見解を示しています。専門家会議は、追加対策である地下水管理システムの機能強化に関し、「目標管理水位まで水位低下を図っている途中」で、モニタリング調査を継続していくとしています。

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